羽根つきをしたり飾ったりと、新年にぴったりなおもちゃ「羽子板」。今回は100均で売っているものを組み合わせて、オリジナルの羽子板を作ってみましょう。
用意するもの
- お絵かき羽子板
- ちりめん風 貼れる布
- 江戸打ち紐
- 造花などの飾り
- 木工用ボンド
- はさみ
ベースはダイソーで売っていた「お絵かき羽子板」(100円)。木の板で作られたシンプルな羽子板で、絵を書いたりデコったりするのにぴったりです。
手に入らない場合は、段ボールや牛乳パックで代用できます。
下地にオススメなのが「ちりめん風貼れる布」。そのまま羽子板に貼れるので便利です。貼れないタイプの布や千代紙を使う場合は、木工用ボンドで接着します。
作り方
それではオリジナルの羽子板を作っていきましょう。まずは素材を仮置きして、色を合わせながら使う素材を決めます。
素材が決まったら、下地のちりめん布をカットしていきます。布の裏に羽子板を乗せて、型をとります。貼るときに左右反転するので、模様を作るときは要注意です。
次に、ざっくり1センチくらい大きめに切っていきます。
パーツができたら、シールを半分剥がし、半分ずつ貼っていきます。
今回は2つのちりめん布で下地を作ります。もう一つのパーツを切って、貼っていきます。
下地ができたら、飾りの位置を決めてくっつけていきます。使うのはお正月らしい椿の造花。セロハンテープで軽くとめたら、貼れる布で根元部分を隠し、針金は裏に回してテープで固定します。裏側はそのままでもいいですが、布や紙で覆うと美しく仕上がります。
最後に持ち手に紐を巻きつけていきます。紐がなければ黒色の布や紙を貼ってもOK。ズレないように持ち手に木工用ボンドを塗って巻きつけます。端っこの部分は巻き込んで木工用ボンドでとめましょう。
これでオリジナル羽子板の完成です。所要時間15分ほど。貼れる布のおかげで糊づけもなく、簡単にできました。お正月っぽい色合いがいいですね。
同じ作り方でも、素材の選び方で雰囲気は変わります。長男が選んだのは青地のちりめん布と、紫と白の造花です。
手持ちのご祝儀袋についていた水引の飾りをアクセントにつけてみます。
淡い色でカワイイ雰囲気の羽子板になりました。
今回は飾りに造花を使いましたが、ちりめん布でつまみ細工を作ったり、綿で膨らませたりすると本格的な羽子板になります。千代紙やお正月っぽいシールを使ってもいいですね。裏側は板のままなので、軽くであれば羽根つきもできます。お正月気分を気軽に味わえるので、楽しんでみてくださいね。
さて、明日は何して遊ぼうかな?
ダイソー以外でも、以下で工作用の羽子板を購入できます
こちらはちりめん細工で本格的に作りたい大人向け。手作り羽子板キット↓
ちりめん細工キット 『つまみ細工で作る 桜の羽子板 LH-162』 Panami パナミ タカギ繊維 LH162