おうち遊びの強い味方、DAISO。実は「手品グッズ」が買えるって知っていますか? ひと昔前だと、おもちゃ屋や東急ハンズで1000円以上していたものが、たったの100円で買えるなんて驚きです。しかも、どれも本格的なマジックばかり。子供たちも「やってみたい!」とやる気満々なので、さっそく買ってみました。
今回選んだのはこちらの5つ。果たして子供でもマジックができるのでしょうか?
レベル1 浮遊するお札 〜魔法の風でお札が浮く〜
まずは、魔法の風でお札が浮くというキット。
中に入っているのは、小さなお金と、トランプが2枚。片方のトランプの上にお金をのせて、もう一枚でパタパタあおぐと…あら不思議、トランプが浮き上がってきました!
一体どういう仕組みなんでしょうか?
タネあかし
実はお金をのせていたほうのトランプに、ある細工がほどこされています。
わかりますか?? そう、糸が張られているんです。
トランプの柄に溶け込むので、上から見ると全然分かりません。横や下から見ると糸が見えてしまうので注意です。
少しトランプを曲げだけで、お金が浮き上がっているように見える仕組み。お客さんの視線の位置だけ気をつける必要がありますが、コツさえつかめば子供でも簡単にできますよ。
レベル2 ザ・スプーン曲げ 〜スプーンが一瞬で曲がる〜
おなじみのスプーン曲げ。キットの中には、曲がりやすいスプーンが2本入っています。
ただ、この曲がりやすさが曲者。試しに曲げてみようと子供がスプーンを曲げたところ…ポキっとスプーンが折れてしまいました!
よく曲がるスプーンなので、力の入れ具合が難しいんですね…。ちなみに一度曲げるとキレイに戻すのは難しいです。ぜひ一発勝負のつもりでトライしてみてください。
レベル2 飛び出すフラワー 〜鉢から一瞬でフラワーが飛び出す〜
空っぽの植木鉢に魔法をかけると、あら不思議!カラフルな花が咲く、というマジック。こちらもお馴染みの手品です。
キットの中に入っているのは、植木鉢、ステッキ、花の3点です。さて、どうやって花を咲かせるのでしょうか?
タネあかし
このグッズのポイントは花の根っこ部分。このお花の底をよく見てみると…
実は、根っこ部分は磁石になっています。これが植木鉢の底とピッタリくっつく仕組みなんです。
ステッキは空洞になっており花を仕込むことができます。ステッキを植木鉢に一瞬当てれば、花の底の磁石が植木鉢にくっつき花だけが出てくる・・・ということ。シンプルな仕組みですが、最初に考えた人はすごいですね!
このマジックのいいところは、とにかく簡単! 子供でもすぐにできます。また、変化がわかりやすく派手なので、学校のお楽しみ会など大人数の前でやることもできますよ。
レベル3 口から出るトランプ 〜口からトランプの大出現〜
トランプを口から出す手品、見たことありますか?大人もちょっとトライしてみたい手品ですよね。
箱の中に入っているのは、繋がったトランプの束と、同じ柄のトランプです。サイズは普通のトランプよりも小さめです。さて、それぞれどう使うのでしょうか?
タネあかし
2種類のトランプには役目があります。繋がっている方は「お客さんに見せる用」のトランプ。バラバラの方を手の中に隠し口から出す、という仕組みです。ですが・・・
なんと、子供の手が小さすぎて、トランプが隠れないことが発覚!これだとタネがバレバレです。
小さめのトランプなので大人であれば簡単に隠すことができます。ただ、大人でも、口から出す動きをスムーズに行うには練習が必要でした。また、うまく口から出すためにトランプを少し噛むので、道具を共有するのに抵抗がある人もいるかもしれません。
上手にできると「おおー」と感動を生む本格的な手品なので、大人の隠し芸としてはオススメ。しっかり練習してお客さんを驚かせてみましょう。
レベル4 グラスを通り抜けるコイン 〜コインが通り抜ける〜
子供たちが「やってみたい!」と強く要望したのが、透明コップをコインが通り抜ける手品グッズ。レベル4なので難しいかな?と思いましたが、試しに買ってみました。
箱の中に入っているのは、コインを受ける銀の皿のみ。透明コップとコイン(500円玉×1、100円玉×2)は自分で用意します。
実際にやってみると、こんな感じです↓
コインがコップを通過しました・・・よね!?
この手品、実は受け皿に秘密があります。よーく見てみてくださいね(笑)
仕組みがわかると実際にやるのは簡単!4歳の次男もすぐにマスターできました。コインが通る瞬間の音が気持ちよく、一度やるとやみつきになります。
この手品には話術も必要。「タネも仕掛けもない透明コップ」のほうをお客さんに触らせてコップのほうに注意をむけたり、お客さんにコインについて話を振ったりと、話し方を練習するとぐっと本格的になります。
大人数の前でやるには小さい手品ですが、テーブルマジックとしてはぴったりなサイズ。受け皿があればどこでもできるので、皿を持ち歩けばどこでも披露できそうですね。
気になるものはありましたか? 練習する過程も楽しいので、親子でぜひトライしてみてくださいね。
さあ、明日は何して遊ぼうかな?